かながわ農の逸品 さがみ地域
神奈川県の中心を流れる相模川の東側、湘南を含む地域
都会的であり田舎的でもある個性豊かな環境
さがみの農家
新しい仲間がやってきた!
こんばんは、神奈川県の寒川町で、マーガレットやペラルゴニウム、カーネーション、ポットマムなどの鉢花を作っている、寒川鈴木園芸です。
2012年もあとわずか、、、というこの年の瀬。
当園では新しい仲間を迎えることになりました。
その名は、、、「ヒートポンプ」さん☆
当園の温室の隅に金枠、、、
外には縦長の大きな室外機、
先ほどの金枠に据えられたのは室内機、
ヒートポンプとは、熱交換器エアコンです。
この装置は循環している冷媒を圧縮させたり、戻したりを繰り返すことで、室内外の空気を移動させ、凝縮熱や気化熱を利用して、ハウス内を暖めたり、冷やしたりしています。
これまで当園ではA重油を使用する温風暖房機でハウス内の暖房を賄っていました。
近年の原油高騰による、重油の価格上昇のあおりを受け、3年前くらいから重油を使わないヒートポンプの導入を検討しており、この度設置する運びとなりました。
といってもヒートポンプだけだと外気温が低すぎると温度維持が難しかったりするので、従来の温風暖房機と併用するんですけどね。
洋蘭や切りバラの生産者さんでは主流になりつつあるヒートポンプ。
エアコン同様暖房だけでなく、冷房や除湿もできるので、植物を栽培するに当たって多くの恩恵が受けられそうです。
一方、ヒートポンプは重油でなく、電気で動かすので、原発事故以降電力供給が潤沢でない状況、電気料金の上昇、などを鑑みると手放しに喜べるわけではありません。
今後、経営的にも、技術的にも高められるよう使い方を研究していかねばです。
投稿日:2012-12-29 01:21:19
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