かながわ農の逸品 さがみ地域

神奈川県の中心を流れる相模川の東側、湘南を含む地域
都会的であり田舎的でもある個性豊かな環境

さがみの農家



茅ヶ崎市内における温度差。

今年初めて微妙凍ってる程度の霜を確認しました。

きっと円蔵辺りでは凍ってないんだろうなと思ったところで、
茅ヶ崎市内の温度差について書こうと思います。


秋津園のある
芹沢エリアと

佐藤園、伊右衛門農園のある
下寺尾・香川エリアでは
1~3℃違う事がある。

そして、
下寺尾・香川エリアと

清水園、高橋園、ファーマーズワゴン伊藤のある
西久保、円蔵、本村エリアでは
やはり1、2℃違う事がある。

西久保、円蔵、本村エリアと
おイシイ農園と出口園のある萩園エリアも
1℃違うことがあり、

線路南のほぼ海沿いの
柳島エリアひらまき園では、ほとんど霜が降ることはないそうだ。



まぁ簡単に言えば、同市内という狭い地域の中でも
南に行くほど暖かいって事です。



これは当然、野菜の栽培にも影響してきます。


9月中頃から秋津園が人参を出荷ができたのも、
芹沢エリアが「茅ヶ崎の高冷地」だからであって、

(ちなみに10月上旬に照準を合わせ人参一番乗りを狙ってたのに、秋津園に一本取られてビックリ!)



今春3月上旬に出口園が霜害に弱い柔らかい春玉を出荷できたのも、
「茅ヶ崎の温暖地」だからと言えるでしょう。

(香川下寺尾以北では、キャベツはできても寒さに強い堅めの寒玉。
香川ではバリバリに霜降ってたのに、出口園が春玉持っててこれまたビックリ!)

こんな気温差(特に冬)により、
生育スピードに1週間以上ズレを生ずることも、
作物自体の生死を分けることもあります。

同市内でも色々な物が出来たり出来なかったり、
あったり無かったりする。

おもしろいですね。
こんなところも茅ヶ崎の魅力の一つと言えます。

投稿日:2010-11-12 00:09:17

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