かながわ農の逸品 さがみ地域

神奈川県の中心を流れる相模川の東側、湘南を含む地域
都会的であり田舎的でもある個性豊かな環境

さがみの農家



今日の農作業とネギの話し。

今日は、秋冬の長ネギの種まきをした。


長ネギと言えば黒柄系のネギを導入して3年。
バッチリ決まるかっこいいネギがわんさか穫れるのは良いけど、
固い。

泥ネギとして出荷し、
1週間くらいで食べてくれれば、
「歯ごたえの良いネギ」程度で済むけども、
「剥いた状態で使い残しを放置」なんて事を想定すると、
「固いネギだね」と評価されてもおかしくはないかもしれない。

まぁ、
ガリガリしたネギが好きな人も居るから、
ダメとか悪いとか言わないけどね。
(僕も20代の頃は固い方が好きでした^^;)


ウチで主に作付けしているネギは、
洋ネギ、黒柄、合柄、下仁田との合いの子等など色々あるけど、

黒柄が食卓には先ず上がらない
(農業はノータッチで素人の感覚を存分に持ち合わせている為、
良い物差しとなる妻からのオーダーが来ない。)
時点で、考え直す必要があったのだと思う。

自宅直売や朝市でも、
前回のネギより固いですと言いながら売るのも、
なんとなく引け目を感じる。

やはり常に自信を持って売りたいと思うので、
次のネギラインナップから黒柄の品種を排除した。

今日播いた種は、
洋ネギ、合柄2品種、下仁田×根深の4品種。

4月中旬頃に晩生ネギも播種するから、
来期は計5品種となります。

秋冬のネギで、
加熱時の柔らかさが欲しい方は、
洋ネギ、下仁田×根深

薬味での柔らかさが欲しい方は、
下仁田×根深

いずれも
ある程度の歯ごたえも欲しい方は、
合柄系

と、ご指定下さい。

下の画像は合い柄系品種。
葉の生え際の揃いは黒柄よりもやや悪いですが、
適度に固く、適度に柔らかい種類です。

投稿日:2012-03-22 00:50:49

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