かながわ農の逸品 さがみ地域

神奈川県の中心を流れる相模川の東側、湘南を含む地域
都会的であり田舎的でもある個性豊かな環境

さがみの農家



伊右衛門農園 > 農家日誌

畑近況

2010-08-18 23:47:04


★トウモロコシ
完全に終わりました。
秋作が順調に生育中です。

★枝豆
現在、播種6期目の黒豆を出荷中です。
残り3期分、9月いっぱいまでは出荷可能です。

★カボチャ
風乾が仕上がり食べ頃となりました。

★スイカ
種無しは樹ボケによる失敗かと思われましたが、
遅めに着果した果実が食べ頃となっています。
圧倒的に食べやすく、シャリ感最高、大当たりはあっても大ハズレのない
種無しもとうとうここまで持ってこれる品種が登場したかと感心しきり。オススメです。

種あり黒玉スイカ(種無しの受粉用)は末成りです。オススメはしていません。
「ウォーターメロンウォーター」「スイカ風の水」と考えていただける方にお売りしています。

★ナス
枝の更新による出荷量の低下も回復してきました。
今作は近年稀に見る濃厚な味わいとなっています。


★自根露地トマト
青枯病がほとんど発生していません。例年なら半壊しているこの時期、
今年はなんと3/1500本ちょっとした奇跡です。
大枚を叩いて導入した微生物資材のおかげか!?
とは言え、樹は弱っているはずなので、台風一発で上がりかと思われます。


★キュウリ
地這いキュウリを出荷中です。


眠くなりました。本日はここまで

リップサービス。

2010-08-03 00:58:28

多分、全国初!?


イ◎ングループの和音カードと
71111ホールディングスの七個カードがつかえる...

半無人直売所!!


快挙ですハッキリ言って...。

この2種類のカード
使えます。

和音カードを
料金箱の上にかざすと...

「ぅぅわおんっ!!」





と、





あやしい声が聞こえます。






七個カードを
料金箱の上にかざすと...

「ぴゅぅうぃぃっ」





と、





あやしい口笛が聞こえます。





どこからとも無く...





お試しに
4名に使って頂いた...

あぁ~っと
びっくりされた方 1名

あ~ははっと
笑ってくれた方  1名

ククク...と
苦笑された方   2名





なお、音は聞こえても
お支払いはできません。

とりあえずは使えます。
本来の用途とはチョット違うかも知れませんがね。







本日限りの「リップサービス」



明日使えるかどうかは...

気分、
イレブン、
アクセス!!

試してみっ!?



音が聞こえなかったら...

気分、
イレブン、
良い気分

ではないと言う事で...。




追伸
あほでごめんな

33歳の時給。

2010-08-02 22:53:50

今年の7月は誕生月であります。

一年のうちで最も畑が賑やかで、財布も賑やかです。


今年の誕生月は過去最高の黒。

純利益から自分の一日の平均労働時間で割ったら2659円。

伊右衛門33歳の初の時給は2659円。

まずまず
思い描いていたとおり。
来年は時給3000円くらいになれるように頑張りたい。

でもまぁ
春秋の葉境なんかは時給6~700円くらいだろうから、
年で計算するとサラリーマン並みと呼ばれる額よりも
ちょっと良い部類だと思います。


あ、そうそう。
時給に換算するの好きなんですよね。
良い目安になります。


2h分の生産物の90%以上は直売なので、
生産は勿論、販売に関わる色々な事、両立させる効率など、
総合した力がないと上がっていきませんからね。


それらを推し量るのに分かりやすくて便利です。
なによりも楽しめます。


直売メインの方は是非やってみて下さい。
燃えますよ~

魔王的^^;オカルト天気予報。

2010-07-26 22:11:00

今日、この地域夕立を当ててしまった。

魔力だのとほざいておりましたが、
自分的には全く根拠無しと言う事でもなかったんですね。


日常生活に追われるていると感じにくい部分ですが、

この時期にこの地域で雨が降る場合は、
あちらから雲が広がってきて、空気の質がどうとか、
体感温度の落差がどうで、風がどっからどう吹いてとかが、
何となく分かってくるんですね。

それを総合的にとらえて、感覚として予想する。
雨が降るかもとか、晴れてきそうだとか
何時間後に降り止みそうだとかね。


今日のようにズバリってのも少ないですが、
結構、当てになります。

特に梅雨時とか通常の天気予報が、思いのほか当てにならない時期は
オカルト的自分予報の方が精度が良い様な気がする...は、褒め過ぎか^^;

まぁ私の場合は、風だの天気だのを気にする方が日常生活ですので、
よく観察し、感覚を経験として蓄積しやすいのでしょうね。


ちなみに今日は、
①朝方に大山の方(北西)に厚めの雲がかかっていたこと。

②私の感覚を無理矢理言葉にすると、昼過ぎに数種の風が迷っている感じがした。
(土用風+別の風が入りくんでいる感じがした。)

この二つが同時に重なって、通常の天気予報で言う「夕立にご注意」以上に
今日は「夕立あり」だな...と判断させたと言う訳です。

で、あのつぶやきに至ったと...



その辺りの部分は家族の中でも私が一番身についているようで、

父「今からやったって(播種など畑仕事)時期に降るぞ」

私「大丈夫!!この空気感は!!」とか言うと

両親「はぁ~っ?」って顔をよくされます。


記憶に残る大ハズレは、
この感覚を意識しだしてから2回。 

一昨年の秋ジャガを植えた時と今年の枝豆を植えた時です。



気象に関する正確な知識がないので、
自分でも半信半疑。毎回、事後的な当たちゃったです。

でも、
これだけ続くと七信三疑ぐらいでも良いのかなぁと思い始めました。


まっ、一つ言えることは、
私の競馬予想よりは間違いなく正解率高し^^;です。


是即「農家の能効」也。

①ときめき。②夜と種と私。

2010-07-24 23:41:10

種を播く時はいつもときめく。


色々なことを考えながら種を播く。

ふたばが出る時のこと。

風雨を心配しながらも育っていく様子。

収穫の喜び。

みんなの手元に行き渡る時。

行き渡ってからのこと。



そのスタートラインが今なんだなぁ

この一粒ひとつぶから始まるん種。





夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。

やっぱり、夏の播種は夜がいい。


ほどよく額をにじませながら、

ときおり吹く夜風に安堵する。


真昼の暑さ、喧騒を忘れ、

今、あるのは夏の夜と種と私。


ふしぎと生きているんだなぁっておもう。

そして、
この仕事が本当に好きなんだと思い知らされる。


夏の夜はそうさせてくれるんです。

ただいま悩耕中。

2010-07-23 00:28:52

常に不完全燃焼。

もっとやりたいことがあるのに
日没サスペンデット。

でも、背中のあたりから

コウォーーーーーーっと

湧き出る
情熱ともチョット違う
まだやらせろ的な働きたい感。


努力しなきゃとか頑張らなきゃとかそう言う脅迫じみた感じではなく、

ある種の物足りなさ。

十分働いているし、評価も頂いている。

それは理解しているのに湧き出る。

この感じを他の人は何と言うのか。



そんな気持ちを抑えられない日は夜も作業。

特にこれからの時期。



夕方にその様な状態になるのは分かっているので、

日差しがあった方が良い作業は昼。

明かりを付けてできる作業は夜。



農作業におかされちまった農作業中毒者。ジャンキー?

ちがうか。


多分、空を飛びたいんだと思う。

飛べないのに、それも分かっているのに、現状が不満でもないのに、

飛びたいっ!!



こんな事考えていると、

なるほどひとから良く言われるように、自分はトンだ不思議ちゃんだと思う。

生き方的なモノを見失っているワケでもなく、
感情に駆り立てられ冷静さを欠いてる訳でもない。


ただ、静かに座ってたんたんととそんな事を考えている。

失敗、反省、後悔も一興。

楽しんでる!?

ここち悪い感じじゃないな。



私にとって悩み事、考え事なんて言うのはココロノアソビ。

娯楽の一つなんだな。きっと



うん。
そろそろ寝るか
週末に備えて

抑制栽培の裏側。

2010-07-20 22:56:18

直売を長年やっていると、
どうしても増える野菜はアブラナ科の野菜。

小松菜、ルッコラ、ラディッシュあたりならまだしも、
カリフラワーとブロッコリ、白菜、大根あたりの連作は何としても避けたい。
人参、レタスなどの共通の病気がある野菜もなるべくハズしたい。

まぁ土壌消毒をやってしまえば話が早いのだが、
私の農道にそっちの分岐はない。

となると、
上手い具合に輪作を組むのが畑にとっても、
私にとっても、お客さんにとっても最良の選択。

とはいうものの今の時期、
牧草や麦などイネ科の類を栽培すれば、
コレもまた話が早いが残念なほど金にならない。


上がりの早い春作・秋作の跡地では損得関係なく取り入れられるが、
今の時期に経済性のないモノをやるとなると、
必然的に秋作の栽培面積にも影響が出るので2重の損となる。

まぁ時にはそういうこともあるだろうが、
お金にならないのを避けたいのも経営者としてのホンネである。

ましてや将来抱えるであろう億単位の相続税を
農業収入でナントカしようとしている私には、
その事態は非常にシビアな大問題。


そんな殆どの問題を解決してくれるのが、
いつまでもエダマメ作戦と抑制モロコシかぼちゃ栽培。

どの点とってもいい(関東標準)

特別な施設と手間は掛からない。
生育中期以降の薬散も要らない。
競合が少なく販売が優位にすすむ。
一般的に認識されている「旬」よりも美味。


本日、その仕込みの1期めが終わりました。


こんな工夫の一つ一つが
最小限の経費と人員で最大限の結果を生む一因。

まだまだ見直す点も勿論ある。
そして、伸びシロもある。


限界はない。

それを決めるのは死に際の楽しみと思い取っておくつもりです。

大学生と農作業レポート。(下書き中)

2010-07-19 22:35:51

お題は
サツマ芋畑(約1反)の草むしり&蔓返し&中耕。

人員男子4名 女子3名 計7名+私

作業スケジュール
14:30 作業開始

15:30休憩15分(自家製麦茶と割れトマト)

17:00作業終了(ごほうびのひえひえスイカとお礼の収穫体 験)


他の諸事情の名目により、
今回の試みに至ったのですが、
私がその名目にカマを掛けて掴みたかったのは、

① 農民時間と学生時間の相性。
②素人を急に連れてきてどこまでできるか。
③1人相手の時とグループ相手の時の効率の差。

今 回はとりあえずこの3点。

①農民時間と学生時間の相性。



...

伊右衛門22号機... 活動限界です。

後日に続く

隠れ伊右衛門クイズ。

2010-07-14 22:55:17

密かな楽しみ。


敢えて口にしない。
野菜に語らせる。


この楽しみは、
今から7年前にお客さんから教わったこと。


それは、夏の看板野菜の一つ「露地自根ブルーム胡瓜」の使用品種を変えた年。

とあるお客さん(常連)
「今年の胡瓜はあまり美味くないわね...普通!?」


この失礼な!?^^;一言、
逆に感動を覚えました。


そうですおっしゃるとおり!!
成りが良くて病気に強い最新の品種に変えたのです。
自分でもそう思っておりました。


くっそ~
一言も言ってないのに味抜かれた。
「野菜が語っちゃった~」残念ながら逆に...。
あなどれんなぁ~...。でも、うれしい!?いや、良く分かんないかも~^^;


マズイと言われて悔しかったので、
その逆を語らせてやりたいっ


野菜に!
そして、そのお口に!!


この経験が、
私に「作り手の口から言わない」
楽しみを覚えさせてくれました。


毎作、密かに楽しんでおります。


さぁ何人気付いてくれるかな^^
今年の秋冬大根リレーが楽しみですワイ。

分かり難いぞ~。隠れ伊右衛門クイズ

7/13 黒でごめんネ。

2010-07-13 23:46:35

今日も露地トマトを持って
某店舗型直売所に行きました。

自分のところの荷を出した後は、
他の色々な野菜をササッと偵察。

本 日のビックリドッキリ野菜はジャガ芋。

な、なんと1Kg90円最安値。
「やめちゃえよ...」と思いました。

著 しい安値を付けていたのは大口の2件。
生産者名を確認したら、
なぜその様なアホ安値に至ったのか推測できました。


意 地の張り合いか...
そんな集落レベルの小競り合いをここで出すなっ


両2名に引きずられるように
ジャガ芋全体 が 安値気味。


お客さん!!
今、ここのジャガ芋は買いでっせ
大丈夫!すぐ腐るようなモンじゃない。
まと めて 持っていきな~

一般の方なら
食べる分だけ抜いて
後は矢腐億行き!!

業者さんなら
500g で 100円でも安いと言って頂けるでしょう。

儲かりまっせ~♪




本日、
ブラックでスイ マセ~ン。

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